何かを手にするためには何かを手放さないといけない

僕は今、人生のターニングポイントに立たされています。
就職とはなんぞや。
金をもらうとはなんぞや。
軽んじていました。
僕は甘い考えで今まで生きてきていたということを身に染みて感じました。
こちらの方の日記では報告できていませんでしたが、僕はKENW◎Dという誰もが知っているようなとても大きな会社の一次面接に先日、東京まで行き受けてきました。
それがなんということか、一次面接を通過し、５月半ばに最終面接を控えております。
僕は、もしそこで内定をいただいても就職活動を止めるつもりはありませんでした。
僕は地元で就職がしたかったので、引き続き就職活動を行おうと思っていました。

それで今日は、最終面接に当たって必要な書類の発行をお願いするため、学校へ行きました。
その必要書類とは、「推薦書」。
僕は推薦書の意味合いをよく知りませんでした。
とりあえず発行だけしてもらおうと就職課の人にお願いしました。
やっぱりKENW◎Dという会社はさすがに有名で、就職課の方も少し驚いてくれました。
就職課の方がすごく大切な発言をしました。
就「推薦書出したら、内定もらったら行かなあかんで？」

…!?

推薦書て、そういう意味か！
とことん無知な僕のことはとりあえず置いておいて、僕は今、岐路に立っています。
クレジットカードがほしくて昨日、ラ○フカードのＨＰを見たところでした。
まさにあんな状況。
「親友」「新天地」
どうすんの、俺!?
僕は地元友達といるときがこの上なく楽しかったりします。
でも実は他の何かを知らないだけかもしれない。
…結果的に僕は新天地を取りそうです。
別に住む場所が遠くなったって、友情が変わる訳でもない。
就職は自分の問題。
あと、例え本社が大阪にある会社でも関西で勤務とも限らない。
そんな理由からでした。
僕はこの会社を受けるまで、今まで散々面接で落ちてきていました。
最初は、KENW◎Dも書類選考だったのですが、その書類選考ですら、こんな大手に通ったと思うと嬉しくて、一次面接に行きました。
まず何より、今までずっといろんな会社に受け入れられずに来て、ここでやっと認め始めてくれた会社。
僕にはその期待に応えなければならない義務があります。
実際、こんなに悩んでいるところで、別に内定が決まったという訳でもないので不要な心
配になる可能性もありますが、不測の事態を避けるためにも考えすぎておいて無駄ではないと思います。
就職課の人と話してて気付いたのですが、思い入れのない会社に通るはずがない。
僕はKENW◎D限定で興味がある、というわけではないですが、僕はスピーカーを作りたいという夢がありました。
KENW◎Dの面接でもスピーカーのことをアツく語りました。
じゃあ今まで僕は、自動車部品メーカーの面接に行ったとき、そんなにアツく語っていた
でしょうか。
否。
それは通るはずもない。
就職とは難しいです。
もうもはや雇ってもらう側に権利も主張もあったもんじゃないです。

一体、どうすれば良いのか。
まだもうちょっと悩む日々は続きそうです。